出版寺子屋 本を出す方法

このブログでは、本を出す方法を、 丁寧にお伝えします。 商業出版で本を出すことを目指します。 また、 「誰でも本を書ける」 「誰でも本を出せる」的な無責任な言葉で、 高額な出版プロデュースに 誘導するようなこともいたしません。 このブログは、 そのような怪しさとは一切無縁です。 そのことは、ハッキリとお約束します。

出版コンサルの費用と内訳、ズバリ料金公開!

 

こんにちはおかのです。

私の仕事の新着情報です。

専属で出版プロデュースをさせていただいている。

医学博士の平松類先生の本が出版されました。

 

こちらです。

 

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本当は怖いドライアイ

「様子を見ましょう」と言われた人のために 

平松 類  (著)、蒲山 順吉 (監修)

おかのきんや、企画協力・イラスト

 

なお、この本では、私がイラストも書かせていただきました。

私は、出版プロデューサーデあると共に、イラストレーターもやっています。

 

 

出版コンサルタント料金って、いくらなの?

さて、今回の内容は、出版コンサルタントに依頼した場合、その料金が一体いくらかかるのかを、調査した結果をお伝えします。

 

ハッキリいって、これらの料金は、ほとんどが問い合わせなければわからないという、不透明料金です。

 

問い合わせ、その金額を知り、愕然とする人もいます。

 

問い合わせない限り、ちょっと、一般の方にはわかりにくい、その金額をズバリ、00万円と、公表させていただきます。

 

本を出すために、確実で最速の方法は出版コンサルタントに依頼することです。

ただし、当然費用はかかります。

それも、かなり高額。

 (ちなみに、自費出版ではなく、完全な商業出版の場合です)

 

さて、では、実際にその費用を調べようとすると、具体的にいくらかかるのかが、なかなかわかりません。

 正直、肩すかしの連続で、ちょっとイライラします。

 

大手出版社の場合 

ちなみに出版コンサルをしている、ある大手の出版社のホームページを見るとこのように書いてあります。

 

「出版費用」について。

「出版費用」は以下の内容の組み合わせによって決まります。

  • 書籍の判型、ページ数
  • 出版部数
  • 市場調査費
  • 書籍企画立案
  • ライター、編集その他平均13名のプロジェクト費用
  • カバー・コンテンツデザイン、印刷費など
  • 戦略的な書店展開、幻冬舎独自の流通網活用
  • 雑誌その他関連媒体へのパブリシティ活動
  • 出版後の販売報告、読者層分析
  • 新聞広告(日経、産経、毎日に1回ずつ掲載。2面ないし3面下 全五段1/5枠)
  • 電子書籍化
  • 出版社主催出版記念セミナーの開催

 

「それで、もし全部頼んだらいくらなのか、早く教えてよ」

という気持ちになるのですが、ホームページではさらに、次のページに誘導されます。

 そこには記入欄がたくさんあり、こう書かれています。

 

出版費用に関するお問い合わせはこちらです。

 

下記項目にご入力頂いた内容を基に出版の概算費用を算出いたします。

他に、部数や判型、つくり方などご希望がある場合は、フリーコメント欄にご記載ください。

翌営業日中に概算費用を回答差し上げます。

 

「がっかり、結局費用は書いてないじゃない。

確かにいろいろ注文する組み合わせによって、 値段が変わるのはわかるよ。

でも 焼き肉屋だって上カルビががいくら、タン塩はいくら、キムチはいくらと、個別でそれぞれのメニューが出ているじゃない。

コンサルの個別メニューが表示されてないのって、おかしいんじゃないの?」

 

こういう経験、あなたにもあるのではないでしょうか。

 その金額を発表します。

私の知る限りの、業界の情報からの推測なのですが、ほぼこれに準ずると思います。

 その金額はズバリ。

 

パンパカパ〜〜〜ン♪

パパパパンパカパ〜〜〜ン♪

 

一千万円です。

 

この料金ラーメンにたとえれば、 チャーシュー、煮卵など、思いつく限りのトッピングを全てオーダした、全部のせです。

 

一千万円支払えば、有名な大手出版社から必ず本を出してくれるのですから 妥当と言えば妥当です。

 

企業などが宣伝目的で出版するのならば、広告費で費用を落とせるので、それほど無理な金額ではないと思います。

 

ただ個人の場合はどうでしょうか?

一千万円と言えばやはり大金です。

 

ある方が費用が一千万円であることを知り、

「それでは無理です高すぎる」と辞退したところ、800万円に値下げしてくれたという噂を聞きました。

 

いろいろな情報を総合すると、またもやラーメンに例えた場合、並で、600万円プラスマイナス100万円〜200万円と言う感じのようです。

 これが、1番贅沢であり、かつ確実な出版コンサルタントを利用する方法です。

 

 

出版コンサルタント業務を専門にやっている会社の場合

 次に、これに準ずる出版コンサルタントの場合です。

これは出版社ではなく、出版コンサルタント業務を専門にやっている会社などが行っています。

 

先程の大手出版社のように、必ず本を出すところまでフォローしてくれます。 ただし自分の希望する出版社ではなく、コンサルタントが売り込みに行き、採用してくれた出版社から出すことになります。

大手で採用されなければ、聞いたこともないような小さな出版社で出すことになってしまう場合もあります。

 

ちなみに、 数あるこのようなコンサル会社の一つのホームページを見てみると、このように書かれています。

 

「出版コンサルティングの費用について」

詳しくは当社までお問合せください。

Aコースの場合には、「企画書作成、出版社への売り込み・出版社決定、完全原稿作成、100%商業出版保証」がすべて含まれます。

万が一出版社が決定しない場合は、全額返金いたしますので、ご安心ください。

また、著者の本がベストセラーになったり、重版となったりしても、印税を頂くことは一切ありません。印税はすべて著者の収入となります。

 

やはり、料金は問い合わせない限り、わからない仕組みになっています。

 こちらも金額を発表します。

 その金額はズバリ。

 

パンパカパ〜〜〜ン♪

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300万円です。

 

大手出版社よりも、だいぶ安くなったとは言え 個人にとってはまだまだ高額です。

とは言え、個人で商売をやってる方、たとえば治療院やカウンセラー、様々なセミナービジネス、コンサル業務、などをやっている方には、妥当な金額かもしれません。本が1冊出れば集客のツールとして、大きな効果を得られる場合もあるからです。

 

事実、このようなコンサル会社から出た本で、大ベストセラーになった本もあります。

 それがこれです。

 

パンパカパ〜〜〜ン♪

パパパパンパカパ〜〜〜ン♪

 

「目は1分でよくなる! 」

あなたの目がよみがえる7つの視力回復法

今野 清志  (著)

 

こちらの著者の方は、投資額の300万円が何十倍にもなって返ってきています。

不況の時代の、ジャパニーズドリームですね。

 

とは言え、これはほんの一握りの成功例なので、これが全ての人に再現されるわけではありません。

 

個人の出版コンサルタント頼んだ場合。

 個人で、出版コンサルタンやプロデュースをされている方もたくさんいます。

そのような方の場合、前期の二つの例よりも、料金は安くなり、個人でもなんとか利用できるかもしれません。

 

ある方が、出版コンサルタントに依頼して商業出版を果たしました例です。

料金を支払い、半年後大手出版社から出版したとのこと。

 その金額はズバリ。

 

パンパカパ〜〜〜ン♪

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80万円です。

 

この方の場合、これで本が出たのですから、妥当な金額だと思います。

もし今後売れた場合は、 印税により コンサル料金の 半額を回収できるかもしれません。

またはたくさん売れれば、 料金以上の印税を得られるかもしれません。

 

 

出版コンサルを頼んでも、出版まで結びつかない場合。

 個人の出版コンサルタント頼んでも、出版まで結びつかない場合があります。

 

  • 企画を立案してもう。
  • 原稿の書き方を指導してもらう。
  • 出版社に売り込んでもらう。

 

出版コンサルタントが、これだけの作業を誠実におこなっても出版に結びつかない場合があります。

 それほど本が出版される事は難しいことなのです。

 

このタイプのコンサルタントの場合は、必ずしも、出版されるわけではありません。出版されないと言う可能性もありますよ。ということを、折り込んでいるので、料金はその分安くなります。

 その金額はズバリ。

 

パンパカパ〜〜〜ン♪

パパパパンパカパ〜〜〜ン♪

 

40万円〜70万円です。

 

コンサルタントにより料金に若干の、上下の差はあると思いますが、ほぼこのような料金と見て間違いありません。

 

なおこの比較的低額なコースの業務は、 あくまで以下の三点です。

 

  • 企画の発明
  • 企画書制作のサポート
  • 出版社への売り込み

 

1000万円や300万円の高額なコースとの、いちばん大きな違いがあります。

 

1000万円や300万円の高額コースは、原稿もすべて書いてもらえます。

 ところが、

40万円〜70万円の低額コースは、原稿は全て自分で書くということです。

 

もし、原稿がうまく書けない場合は、そのつど、1時間につき1万円でサポートしてもらえる、という形式になっています。

 

自分で原稿を書く自信がない人は、高額コース。

自分で原稿書ける自信がある人は、低額コースで 費用を安くあげるのもいいかもしれません。

 

以上、ズバリ料金を。公表させていただきました。

それでも高すぎると、思われる方もいらっしゃるでしょう。

でも、疑問がクリアになり、すっきりされたことと思います。