輝く勇気をもとう
こんにちは、
のんびり出版プロデューサーの、
おかのきんやです。
きょうは、出版で大切な、
輝く勇気をもとう
ということについてお話しさせていただきます。
お役に立てば幸いです。
(^-^)ノ『輝く勇気』
「輝きたい!」と強く願っている、あなた。
今回は、その夢を実現するための
ひとつの「秘訣」を、お伝えします。
あなたが輝くための最大の味方、
それは、「勇気」です。
「勇気」さえあれば、
「努力」も「信念」もあとからついてきます。
漫画界の第一線で、常に輝き続けた、
手塚治虫の一生から、
「勇気」こそ、
輝くための秘訣だとわかりました。
漫画界で一時代を築き、
輝いた漫画家はたくさんいます。
ところが、やがて輝きが失せ、
退場していきました。
そんな中。
驚くことに、手塚治虫だけが、
時代を超えて、
常に第一線で、
燦然と輝き続けていたのです。
それは、手塚治虫が、
天才だからできたことなのでしょうか?
確かに、それも大きな要素です。
しかし、
もっとも大きな要素は、
才能や能力を超えた、
「勇気」の
持ち主だったことです。
天から与えられた、才能や能力は人様々です。
ところが……。
(^-^)ノ
「勇気」を持つ力は、
誰にでも平等に与えられています。
手塚治虫の最大の武器であった
「勇気」を、
私たちも使うことができるのです。
手塚治虫は、
その「勇気」をこのように使っていました。
(^-^)ノ【勇気の使い方.1】
『誰でもできることだが、
ほとんどの人が面倒だからやらない』
そんなとき。
「勇気」を出して、
面倒だが、やってみる方を選ぶ。
こんな、手塚治虫伝説があります。
手塚治虫の担当編集者は、
原稿が印刷機で刷られる、
1分前まで気を抜けませんでした。
なぜなら、そんなときでも、
手塚先生から、描き直したい、
セリフを変えたい、というような、
待ったがかかることがあるからです。
完成し、
自分の手から離れた漫画を描き直すのは、
とても面倒なことです。
おまけに、徹夜明けで、
すぐに次の原稿に取りかからなければならない。
そんなときでも、描き直しをする。
手塚治虫にとっては、
それが当たり前のことでした。
手塚治虫は、
他のどの漫画家よりも
描き直しをしていたのです。
(^-^)ノ【勇気の使い方.2】
『すでにできているものを、
もったいないが捨てる』
そんなとき。
「勇気」を出して、
もったいないが、
捨てる方を選ぶ。
(^-^)ノ
『来るべき世界』という、
手塚治虫の初期の大傑作があります。
前後篇で二冊、300pの大作です。
それを見て衝撃を受けた、
学生時代の藤子不二雄(藤本弘・安孫子素雄)のふたり。
憬れの手塚先生に逢いたいと、
富山から宝塚まで汽車の旅。
手塚治虫、既に巨匠だったのにも関わらず、
漫画少年のふたりを大歓迎してくれました。
そして、
『来るべき世界』の生原稿を
二人に見せてくれたのです。
ふたりは目の前に積まれた、
原稿用紙の束が、
まるで宝物のように見えました。
一枚一枚、おしいただくように見ていると、
へンなことに気がつきました。
その原稿には一度も見たことのない
シーンばかりが出てくるのです。
しかも300ページを遥かに超えているのです。
あまりにも不思議になり、
その疑問を手塚先生に質問。
手塚治虫は、
淡々ととこう答えてくれました。
「ああ、そのことね。
実は『来るべき世界』は
1000 ページ描いたんだよ。
ところが、単行本に
する時長すぎるというので、
結局300 ページに縮めちゃったんだよ。
それは本にのらなかった部分なんだ」
藤子不二雄のふたり。
「あの『来るべき世界』の300 ページは、
印刷されなかったこの700 ページが
ドッシリと支えていたのだ」と驚愕しました。
(^-^)ノ【勇気の分かれ道】
今、目の前にあることが、
より以上のものになるのなら。
面倒だが、やってみる方を選ぶ。
今、目の前の成果を利用するのは、
イマイチだと感じるなら。
もったいないが、捨てる方を選ぶ。
どちらも、やろうと決心すれば、誰にでもできることです。
「やるか・・・、やらないか・・・」
そんな分かれ道に立ったとき、
あなたの心の圧力を高めてくれるのが、
「勇気」なのです。
「勇気」があなたの手を引き、
「やる」という道へと導いてくれるのです。
小さな「勇気」を積み重ねることです。
習慣化することです。
習慣化すれば、
いつのまにか「意志の力」が
驚くほど強くなっています。
こうなれば、
「努力」も「信念」も
あとからついてきます。
「勇気」こそ、
あなたを輝かせてくれる、
最大の味方なのです。
あなたは、すでに、
「勇気」というエネルギーを
大宇宙から与えられています。
それを利用して、あなたを、
そして、あなたの人生を、ぜひ輝かせてください。
「この大宇宙に満たされた、
目に見えないエネルギーが、
ぼくたちを
生かしてくれているという
気がしてなりません」
by.手塚治虫
いかがでしょうか。
きっと、みなさんの、クリエイティブな部分が
触発されたのではないでしょうか。
それでは、また、お会いしましょう。
さよなら(^-^)ノさよなら(^-^)ノ
おかのきんや拝