出版寺子屋 本を出す方法

このブログでは、本を出す方法を、 丁寧にお伝えします。 商業出版で本を出すことを目指します。 また、 「誰でも本を書ける」 「誰でも本を出せる」的な無責任な言葉で、 高額な出版プロデュースに 誘導するようなこともいたしません。 このブログは、 そのような怪しさとは一切無縁です。 そのことは、ハッキリとお約束します。

ゾーンに入る方法

 

 

 

こんにちは、

のんびり出版プロデューサーの、

おかのきんやです。

 

きょうは、出版で大切な、

ゾーンに入る方法』

ということについてお話しさせていただきます。

お役に立てば幸いです。

 

 

「ぼくは、忙しい方が、

 アイデアが出るんです」

 

殺人的なスケジュールをこなす手塚治虫が、

雑誌記者の取材に対して語った言葉。

 

 

 

(^-^)ノ【多忙に燃える】

 

 「2・8(ニッパチ)の法則」って、

ごぞんじですか?

 

全世界の2割の人に、

全世界の8割のお金が集中してしまう。

残りの8割の人たちには、

2割のお金しかまわってこない。

という法則です。

 

 

仕事も同じです。

2割の売れっ子に、

その業界の8割の仕事が

集中してしまうのです。

 

それは、確かなことのようです。

こんな格言があります。

 

「大事な仕事は、暇な人より、

 忙しい人に頼んだ方がいい」

 

なぜ、

忙しい人に頼んだ方が

いいのでしょうか?

その答えは、また、のちほど。

 

 

 

(^-^)ノ【多忙伝説】 

 

さて、忙しい人の代表が、

かつての手塚治虫です。

いかに忙しかったのかという、

都市伝説をご紹介します。

 

  • 多忙伝説1.

 

まだ、アシスタント制度が確立していない頃、

漫画家は一人で全てを描いていた。

そんな状況でも、手塚治虫は、全盛期には、

常に10本以上の連載を抱えていた。

さらに、飛び込みの付録や読み切りも入る。

他の漫画家なら不可能な殺人的スケジュールだ。

 

同じようなスケジュールの作家が、

あまりの辛さから逃走した。

眠さを取るために、

怪しい薬を飲み原稿を描く作家さえいた。

ついには、過労死する漫画家さえでた。

 

 

  • 多忙伝説2.

 

昭和27年(1952)、

手塚治虫は、医師の国家試験に合格した。

殺人的なスカジュールの中、

合格するまでの間、関西と東京を行ったり来たりしていた。

その汽車の中には、

各社の編集者がピタリと張り付き、

締め切り間際のネームを描かせていた。

 

晩年になっても、

移動中のタクシーや飛行機、

新幹線の中でネームや下描きを描いていた。

新幹線で描く時には、

通路側にマネージャーを座らせ、

通路を通る人から見えないようにした。

 

パーティーなどに参加するときには、

同じホテルの一室を仕事場として借り、

アシスタントを待機させていた。

天国のようなパーティー会場と、

地獄のような仕事場を

行ったり来たりしていた。

 

 

  • 多忙伝説3.

 

ふつうの漫画家は、

下絵をしっかりと描いてから、

ペン入れをする。

ところが、手塚治虫は、

作画時間を短縮するために、

丸や三角を鉛筆で描き、

下描きなしで、ペン入れをしていた。

 

それも、

足の先を描いたかと思うと、

手の先を描く。

最後にはキャラの全体が

キチンと描かれている、

という、離れ業も見せた。

 

これは、描く前に、

頭の中に完成図が100%見えているからだ。

だから、異様な速さで原稿を描く事ができた。

 

 

(^-^)ノ

【大事な仕事は、

暇な人より、忙しい人に

頼んだ方がいい理由】

 

さて、大事な仕事は、

なぜ忙しい人に頼むといいのでしょうか?

 

それは、忙しい人は、

「ゾーン」という

武器を使っているからです。

 

「ゾーン」という言葉、石川遼選手が言い出し、

有名になりました。

「ゾーンに入る」というような使い方をします。

 

「ゾーン」とは、すごく集中しているのですが、

同時にすごくリラックスしている状態です。

 

「ゾーンに入る」と、スポーツなら、

やることなすことが、

神懸かり的に上手くいきます。

 

 

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仕事や勉強なら、

その人の能力が、最大限に引き出され、

短時間で最高の結果を出す事ができます。

それなのに、疲れはほとんど感じません。

 

超多忙な作曲家が、

1分ほどで作った曲が、

大ヒットした、

そんな例はたくさんあります。

 

手塚治虫は、間違いなく

「ゾーン」を駆使していました。

「ゾーンに入る」ことで、

神懸かり的なスピードで、

次々とヒット作を産み出すことができたのです。

 

だから、

「ぼくは、忙しい方が、

アイデアが出るんです」

という言葉が出てきたのです。

 

 

 

【「ゾーン」に入るコツ】

 

「ゾーン」は、

スピリチュアルではありません。

 

禅的な自己コントロールと、

脳科学が結びついたようなモノです。

だから、コツを知れば、

あなたも「ゾーン」を使えるのです。

 

「ゾーンに入る」コツをお伝えします。

 

ズバリ、

『集中力の圧力を高める』です。

 

忙しい人は、限られた時間内で、

問題を解決することを課せられているので、

集中力の圧力を高めざるを得ないのです。

 

ところが、暇な人は、〆切りも、

緊迫感もないので、

集中力の圧力はいつまでも高まりません。

 

仕事や勉強は、時間があるときでも、

ダラダラとやらず、〆切りを作り、

できるだけ短時間で片付けることを意識することです。

そのことで『集中力の圧力が高まります』

 

そして、コツの中のコツです。

日に一度、一分間、

『瞑想の練習』をする事です。

 

  • 座禅的瞑想
  • ヨガ的瞑想
  • 自己流の瞑想

なんでももかまいません。

 

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瞑想を続けていると、

切羽詰まった時にでも、

無心になれ、

気負いや焦りがなくなります。

 

『集中力の圧力を高める』

『瞑想の練習』

この2つのことを、続けると、

「ゾーン」能力が

どんどん強くなってきます。

 

あなたも、試してみませんか。

 

 

いかがでしょうか。

きっと、みなさんの、クリエイティブな部分が

触発されたのではないでしょうか。

 

それでは、また、お会いしましょう。

さよなら(^-^)ノさよなら(^-^)ノ

 

   おかのきんや拝