出版寺子屋 本を出す方法

このブログでは、本を出す方法を、 丁寧にお伝えします。 商業出版で本を出すことを目指します。 また、 「誰でも本を書ける」 「誰でも本を出せる」的な無責任な言葉で、 高額な出版プロデュースに 誘導するようなこともいたしません。 このブログは、 そのような怪しさとは一切無縁です。 そのことは、ハッキリとお約束します。

逆境を輝かせる

 

 

こんにちは、

のんびり出版プロデューサーの、

おかのきんやです。

 

きょうは、出版で大切な、

逆境を輝かせる

ということについてお話しさせていただきます。

お役に立てば幸いです。

 

もし、あなたが

本を書くことを望んでいるのなら。

 

もし、あなたが、

本を出版することを望んでいるのなら。

 

逆境は、あなたの財産に鳴ります。

逆境という引き出しは、

実は、使い方によっては、

あなたを光り輝かせてくれる、

頼もしい、味方となるのです。

 

 

『明日、借家に引っ越します!』

 

会社が倒産し、

手塚治虫が豪邸を手放したときの言葉。

 

 

 

 

 

(^-^)ノ【逆境を輝かせる】

 

オーラのある人っていますね。

たとえば、成功者やカリスマです。

 

そんな人たちが、

破産したり、落ちぶれると、

途端にオーラが消えてしまいます。

 

ところが、大成功から一転、

不遇な状況になっても、

オーラの輝きが

まったく衰えない人がいました。

そう、手塚治虫です。

 

状況の善し悪しに関わらず、

自信が揺るがない人。

もしかしたら、

私たちも、

そんな人になれるかもしれません。

 

(^-^)ノ【借金まみれ】

 

万能の天才と思われた手塚治虫、

ところが、ある才能だけには欠けていました。

それは。

「経営者としての才能」です。

 

制作するアニメ映画は、

質にこだわり、採算を度外視。

そのため虫プロダクションは

経営が悪化し、

昭和48年(1973)に

倒産してしまったのです。

 

手塚治虫の肩に、

巨額な負債が

のしかかってきました。

 

借金を取り立てる、債権者が、

毎日何十人と押しかけてきました。

手塚先生、その過酷さに、

台湾に夜逃げをしようと

思ったことさえあるそうです。

 

 

 

 

 

 

〈練馬区にあった、

   400坪の大豪邸の仕事場〉

 

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負債を少しでも返済するため、

富士見台の400坪の

大豪邸は売り払われました。

 

 

手塚治虫は、家族、両親を引き連れ、

狭い借家に引っ越すことになりました。

 

お城にすんでいたお殿様が落ちぶれて、

長屋に引っ越すようなものです。

はたかれ見れば、

とてもみじめな感じがします。

 

「ふつうの人間だったら、

こんなとき泣いても

おかしくない」

手塚先生の後見人だった、

葛西健蔵氏が感じた当時の想いです。

 

引っ越しの前日、

葛西氏に、

手塚治虫から電話がかかってきました。

 

そして、冒頭の一言です。

 

『明日、借家に引っ越します!!』

 

その声は実に明るく、

晴れ晴れとしていました。

葛西さんは、手塚治虫の

ゼロからやり直そうという

心の切り替えの見事さに、思わず、

「うわあ、凄い人だ」

と感嘆したそうです。

 

(^-^)ノ【心の不動産】

 

財産とは、

不動産(住居など)と動産(お金)を意味します。

 

手塚治虫は、倒産で、その両方の財産を失いました。

 

それなのに、手塚治虫のオーラは、

消え去るどころか、さらに輝きを増したのです。

いったいなぜ?

 

それは。

手塚治虫の財産は、

不動産でも、動産でもなく、

破産にも動じない、

「不動な信念」だったからです。

そして、

常に作品を

「産み出す意欲」だったからです。

 

「不動な信念」と

「産み出す意欲」、

それをあわせれば

「不動・産」です

 

手塚治虫、

「心の不動産」を築いていたから、

状況の善し悪しに左右さない、

確固たる自信を持つことができたのです。

 

 

 

 

(^-^)ノ「心の不動産」を持つ。

私たちもそれを目指したいですね。

 

そのためには、まず、

自分に投資をすることです。

自分を成長させることに、

お金を使うのです。

月に1000円でもいいのです。

 

「心の不動産」を建てるために、

あなたも、

今月から初めて見ませんか?

 

いかがでしょうか。

きっと、みなさんの、

クリエイティブな部分が

触発されたのではないでしょうか。

 

それでは、また、お会いしましょう。

さよなら(^-^)ノさよなら(^-^)ノ

 

   おかのきんや拝