出版寺子屋 本を出す方法

このブログでは、本を出す方法を、 丁寧にお伝えします。 商業出版で本を出すことを目指します。 また、 「誰でも本を書ける」 「誰でも本を出せる」的な無責任な言葉で、 高額な出版プロデュースに 誘導するようなこともいたしません。 このブログは、 そのような怪しさとは一切無縁です。 そのことは、ハッキリとお約束します。

時間を輝かせる

 

 

こんにちは、

のんびり出版プロデューサーの、

おかのきんやです。

 

きょうは、出版で大切な、

時間を輝かせる

ということについて

お話しさせていただきます。

お役に立てば幸いです。

 

 

 

「もし、今ここで、

 3時間を手紙のために

 使わないと、

 あとあと、

 3日間の仕事に

 なっちゃうんですよ」

 

漫画を描くのを中断し、

手紙を書きたいと、

マネージャーを説得したときの言葉。

 

 

 

(^-^)ノ【時間を輝かせる】

 

3時間・・・。

どんな価値があるでしょうか。

 

時給800円なら、2400円稼げます。

 

みのもんたさんは、朝のワイドショー

「みのもんたの朝ズバッ!」3時間の放送で、

300万円の出演料を得ていたそうです。

 

アメリカの大統領経験者の講演料は、

3時間で3000万円が相場とのこと。

 

同じ3時間でも、

人によって、価値は様々ですね。

 

(^-^)ノ【3時間の価値】

 

では、手塚先生の3時間の価値は。

 

3時間があれば、連載漫画、

1話分のネームを簡単に描けたはずです。

手塚治虫の3時間は、

莫大な価値を産み出していました。

 

手塚先生の場合、

締め切りのある漫画の仕事は、

なにをおいても、

最優先でこなしていました。

 

 

特に締め切りのない、手紙の返事、

エッセイ、

大事なお客さんへのサインなどは、

常に後回しにされていました。

そのような仕事は、

新幹線の中などで、

書くことが多かったそうです。

 

 

 

 

(^-^)ノある日。

 

大事な手紙の返事を、

もうこれ以上延ばせない、

ということがありました。

 

「このあと、3時間だけください。

返事を書かなきゃいけない

手紙がたまっているんです」

 

「先生、でも雑誌の締め切りが・・・」と、

マネージャーさんは、難色を示します。

 

そのときの、

反論が冒頭のこの言葉です。

「もし、今ここで、

3時間を手紙のために使わないと、

あとあと、

3日間の仕事になっちゃうんですよ。

返事が遅れた

お詫びも書かなきゃいけないから、

3倍の仕事になってしまいます」

 

なるほど、確かにそうですね、

もし、私がマネージャーだったら、

グーの音もでません。

 

 

(^-^)ノ【3秒の価値】

 

同じ3時間でも、

それを、そのとき何に使うか。

その判断により、

3時間の価値が、

まったく違ってきます。

 

私は、本を読み気になる部分があると、

そのページの角を折って

メモ代わりにします。

これなら3秒でできます。

 

ところが、この3秒を面倒がり、

それを怠ると、

あとで、その部分を探すのに、

3時間かかることがあります。

あのとき、なぜ、3秒を惜しんだのかと、

後悔しきりです。

 

あなたも、

それに似たような経験、

ありませんか?

 

その場で、

ちょっと面倒に感じる3秒は、

あとの3時間の価値がある。

 

時間の取り扱いは、とてもデリケードですね。

 

 

 

(^-^)ノ【時間銀行】

 

最後に、拙著

『神様が書いた4つの詩』から、

時間についての詩をご紹介します。

 

 

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『時間銀行』 

作者不詳 おかのきんや訳

 

不思議な銀行があります。

その銀行は、

毎朝あなたの口座に86400円を

振り込んでくれるのです。

 

私たちは一人一人が

同じような銀行を持っています。

それは、時間です。

あなたには、一日24時間、

秒に直せば、

86400秒の時間預金が与えられます。

 

振り込まれた86400秒は、

あなたがどのように

使おうと自由です。

でも、

今日だけにしか使えない

貴重な86400秒です。

 

与えられた時間を、

健康、幸せ、

成功のために活用して下さい。

 

時計の針は

決して私たちを待ってはくれません。

だから今日を大切にして下さい

今を心から味わってください。

 

Yesterday is history、

昨日はもう過去のこと。

Tomorrow is mystery、

明日はまだ未知のもの。

Today is a gift.、

今日は神様からの贈り物。

 

だから英語では現在のことを、

「プレゼント」と呼ぶのです。

 

いかがでしょうか。

きっと、みなさんの、クリエイティブな部分が

触発されたのではないでしょうか。

 

それでは、また、お会いしましょう。

さよなら(^-^)ノさよなら(^-^)ノ

 

   おかのきんや拝